ふちざわ子どもクリニック

久しぶりの投稿です…すみませんm(__)m

今回は子宮頸癌（HPV）ワクチンの話です。日本では平成22年度から公的助成が開始され、25年4月から定期接種となっています。しかし、接種後に慢性疼痛や運動障害などの多様な症状が報告され、その2か月後には実質上中止となってしまい、現在に至っています。ただ医療関係者はすぐさま本当に因果関係があるのか調査を始め、それらの症状に接種の有無は関係ないといったデータを示しました。3万人ほどのデータで、最終報告は2年以上前に済んでいます。しかし、メディアはこの事を一切流してくれないため、みなさんの元へは情報が来なかったのです。実際、日本以外の国では150か国以上で同じワクチンを接種されているのです。

ここからはちょっと急な話になるのですが、無料で接種できる年齢が限られていて、中学1年生から高校1年生の女子がその対象なのですが、高校1年生の方は今からの接種でギリギリ終えることができるため、今月中に1回目の接種を終え、その1か月後、に2回目を、その3か月後に3回目の接種で年度内に完了することができます。高校1年生の方はお急ぎくださいませ。