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2020年の婚姻数と来年以降の出生数

[2021.01.26]
みなさんこんにちは。久しぶりの投稿になりますm(_ _)m 大雪でだいぶ疲弊しましたね…30数年富山県に住んでいますが、ここまでのは初めてじゃないかと思います。 今回は2020年の婚姻数と来年以降の出生数について少し書きます。厚生労働省のホームページで見ることが出来るのですが、人口動態統計というものがあり、それで毎月、毎年の出生数、死亡数、婚姻件数などが確認できます。2020年のデータも11月までそろっていたので、前年と比較してみたのですが、コロナ禍のためか、出生数はおよそ2万人減の-2.5%でなんとかとどまっているものの、婚姻数は約72500組減の-12.8%と大きく減少していました。仕方のない部分はあるでしょうが、ゆゆしき問題です…来年以降の出生数減少が危惧されます。                          数ヶ月前に子宮頸癌ワクチンの話を載せましたが(詳細は5つほど前の「今回はワクチンの話」をごらんください)、このワクチンが少子化対策の一つとなり得ます。小児科医はそのメリットにも期待しているのです。その理由としては、癌といっても早い段階で見つかり、その部位をとってしまえば良いパターンが珍しくはないのですが、その場合妊娠の継続には多少なりとも不利になるわけです。流産や早産の原因になってしまう可能性が上がってしまうことにつながります。子宮頸癌ワクチンは中学1年生から高校1年生の女子までが補助の対象です、接種前に市役所の保健課で必要書類をもらう必要がありますが、是非とも接種をお勧めします。今回は以上です、ではまた。

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